とある軍隊の話 その2
「・・・じいさん、このミステリーボールは何?」
ある青年はそういった。
「これか?う~む・・・、よし、ちょっとこっちに来な」
「まさか・・・殺すつもりか!?」
「本当に殺してやろうかテメェ」
「・・・oh!冗談でーす」
青年の名はコード、ただいま職探し中・・・つまりニートである。
コードと話していたクソじじi・・・じいさんは、コードの親戚っぽいおっしゃんである。
「そいや」
そう言いながらおっしゃんはコードに謎の球を投げつけた。
するとどっこい、コードの体の中に入っていったという、漫画の世界でないとありえない現象が起きたのであった。
「な、何を!?・・・って、え?」
驚いた
「その球はな、お前の親父が造った球でな」
「そんな話、故・マイファジャーから聞いてないよん」
おっしゃんは少々イラッとしながら話を続けた
「これでそいつはお前の言う事しかきかん、その球がお前をどう導くかはわからんがな」
「・・・で、結局何?ミステリーボールの正体は」
「いいから話を聞け。 ・・・よし、まずは軍に入れ」
「そんな・・・人生ニート生活を続けるのが夢の少年に超えられない壁を・・・、何て酷い事をするんですか!あんたは!!」
おっしゃんの怒りはほぼ頂点に達した
「もう手続きはしてある。あぁ、黙って行け!」
「そ、そんな・・・、せめてミステリーボールの正体ぐらいは教えて
おくれ、マイグランドファジャーよ・・・」
「球の名前は『AD』だ。その力を使いこなせれば、お前はあの伝説の傭兵を超えられるかもしれんな」
「『シンク』さんを超える何て、そんなの無理無r」
「うるせぇぇぇッ!つべこべ言わずに行けぇぇぇぇッ!!」
「へいへ~い」
こうして、コードは軍に入るのかもしれなかった